小布施便り 2005.2月号 
 

  小布施ワイナリーの“とっておきなワイン”はこちら






                



「今年は雪が多いんですよ」

畑から戻る車の中で、栽培・醸造責任者の曽我さんの言葉。
雪が多い年には良質なブドウができるとのこと、真っ白な雪に覆われた葡萄畑を見ながら
思わずにやけてしまいます。

この季節、畑仕事は寒さとの闘いです。
作業用の長靴といえども長時間の雪上での作業は厳しく、しかも志賀高原から吹き込む
北風がとても冷たいのです。
畑仕事の際は、覆面レスラーよろしく顔面まで覆って行なうそうです。



 
[畑の作業]

次の収穫のための大事な仕事 『冬の剪定』 です。

9月でも説明しましたが小布施ワイナリーはギヨードゥーブル仕立てと言って
幹から左右に2本の枝を伸ばしていきます。
この新たな2本を選び残りを切り落とすのですが、どれを残すのかは素人目には難しい・・・

残す枝を決めたら70cm程の枝切り鋏で太めの枝を切り落とします。



                           



その後ワイヤーに絡まっている細い枝も取り除いていきます。
長く伸びた枝は剪定鋏を使い、所々切り離し整理します。


     
  
                    とてもスッキリしました




切り落とした枝は真ん中に集め、雪がとけたらトラクターで土と混ぜ合わせます。

                            


                        
次はワイヤーに残る “巻きひげ” と呼ばれるツルを取り除きます。
かわいい名前とはうらはらに、これが結構やっかいなやつらしいです。

完全に乾いている状態なのに病気の素を持っていて、葡萄の成長時にいろいろな
悪影響があるそうです。

別に農薬を散布すれば済むということで、やっかいな巻きひげ取りを行なう畑は
少ないのだそうです。
小布施ワイナリーでは極力自然に近い栽培方法を選んでいるので、このような手間が
どうしても増えていってしまいます。

            

                                ← しつこそ〜 

                気が遠くなりそうな巻きひげの数・・・・・ 

         

今回は寒さとスケジュールの都合で長時間の作業は出来ませんでした。

雪が降らなければ畑仕事をしていると軽くおっしゃっていましたが
熱意や愛情だけで継続できるとは思えません、本当にワイン作りが好きなのだと
改めて敬服です。


                                  

このエネルギーが確実に葡萄たちに伝わりますように・・・・・






for inqures and comments, email info@simosato.com
Copyright (c)2001 Shimosato All Rights Reserved.